
脇の下を押すと痛いのは肩こり?原因と整体での改善法を徹底解説
脇の下を押すと「ズキッ」と痛む、腕を上げると違和感がある──
実はこの症状、肩こりや姿勢の崩れが原因で起こるケースが非常に多いのをご存じですか?
脇の下には「前鋸筋」「小胸筋」「広背筋」など、
肩甲骨や腕の動きに深く関わる筋肉が集まっています。
ここに負担がかかると、押したときの鋭い痛み、張り感、しびれのような感覚が出ることがあります。
この記事では、脇の下が痛くなる原因と危険なケース、
整体でできる改善法、セルフケアまでわかりやすく解説します。
脇の下を押すと痛い原因は?
脇の下の痛みは、以下の3つのケースが特に多いです。
① 前鋸筋(ぜんきょきん)の過緊張
肩甲骨を肋骨に固定する大切な筋肉。
猫背・巻き肩で最もダメージを受けやすい部位です。
デスクワーク
スマホ姿勢
重い荷物を片側で持つ癖
呼吸が浅い
こうした習慣で前鋸筋が硬くなると、
脇の下の前側を押したときに強い痛みが出やすくなります。
② 小胸筋の硬さ(巻き肩の典型パターン)
鎖骨〜肩〜胸を引っ張る筋肉。
小胸筋が硬くなると肩が前に巻き、
脇の下が常に「つぶされた状態」になり、押すと痛みが出ます。
呼吸が浅い
猫背
スマホ肩
腕を前に出しっぱなしの仕事(PC作業)
これらの人は要注意です。
③ 広背筋(背中側)の緊張
脇の下の「背中側」が痛い人のほとんどはコレ。
広背筋が硬くなると肩甲骨が下がり、
脇の下〜腰の横まで痛みがつながって出ることがあります。
④ 押すと痛い=“圧痛点”ができている状態
日常生活で筋肉疲労が溜まると、
特定のポイントが固くなり、押したときだけ痛い“圧痛点”ができます。
これは「筋膜のねじれ」が関係していることが多く、
整体で改善できる代表的な症状です。
危険な可能性があるケース(要チェック)
以下の症状がある場合は、整体より先に医療機関の受診が必要です。
脇の下が腫れている
発熱を伴う
赤み・熱感がある
片側だけ急に強い痛みが出た
しこりがある
これらはリンパや感染症の可能性があるため、
早期チェックが安心です。
整体で期待できる改善法
当院では以下の施術を中心に行います。
① 前鋸筋・小胸筋の筋膜リリース
押すと痛い部位を直接刺激するのではなく、
負担の根本になっている筋肉の滑走を改善します。
呼吸のしやすさUP
巻き肩の改善
肩の可動域が広がる
脇の下の痛みの多くはこれで緩和します。
② 肩甲骨の可動域調整
脇の下の痛みは「肩甲骨が動かない」状態と密接です。
肩甲骨の
上下
前後
回旋
を整えることで痛みが減り、再発しにくくなります。
③ 姿勢(巻き肩・猫背)の改善
根本原因が姿勢にある場合は、
そこを改善しない限り痛みを繰り返します。
座り方・肩の位置・胸の張り方など、
あなたの生活に合わせた姿勢改善をサポートします。
自宅でできる脇の下ストレッチ
簡単で即効性が高いものを紹介します。
① 前鋸筋ストレッチ
壁に手をつき、体を少しひねる
脇の下から肋骨あたりが伸びていればOK
20〜30秒 × 2セット
② 小胸筋ストレッチ
肘を90度に曲げて壁に当てる
体を反対側に少し開く
胸〜脇の下が伸びる感覚
③ タオル肩回し
タオルを両手で持って腕を大きく回すだけ
肩甲骨の動きが一気に良くなります。
改善しない場合は?
痛みが1週間以上続く
腕を上げるとビリッとする
夜間痛がある
圧痛が強くなる
これらがある場合、
筋肉の深い層(前鋸筋・小胸筋・広背筋)の癒着が強い可能性があります。
整体で動きを整えることで再発しにくい状態にできますので、
早めのケアをおすすめします。
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