
妊娠中は、めまい・ふわふわ感・立ちくらみといった“不安定な症状”が出やすい時期です。
「急に視界がぼやっとする」
「立っているとふらつく」
「息苦しさとセットでふわふわする」
このような悩みは、さいたま市・北浦和エリアでも多くの妊婦さんが抱えています。
本記事では、妊婦さんに多いめまい・ふわふわ感の原因と安全な対処法、整体でできるサポート方法 を専門家がわかりやすく解説します。
妊娠中にめまい・ふわふわ感が起こりやすい理由
妊娠中のめまいは、ただの体調不良ではなく
ホルモン変化・血流・姿勢の乱れ・呼吸の浅さ が複雑に関わっています。
① ホルモン変化で自律神経が乱れやすい
妊娠初期〜中期はホルモンバランスが大きく変化するため、
自律神経が過敏になる
体温調整がうまくいかない
血圧が安定しない
といった状態が起こり、めまいやふらつきにつながります。
特に 肩こりや首こりが強い妊婦さんは、ここの影響を受けやすい です。
② 血流不足(貧血・循環の変化)
妊娠中は母体の血液が赤ちゃんにも分配されるため、
一時的な貧血状態 になりやすくなります。
朝起きたとき
長時間立っているとき
蒸し暑い日
このような場面でふわふわしやすいのは血流が原因のことが多いです。
③ 姿勢の変化(反り腰・猫背)
お腹が前に出てくるにつれて
重心が前
腰が反る
肋骨が開く
呼吸が浅くなる
という姿勢変化が起こります。
この姿勢は 首・肩まわりの筋肉を緊張させ、脳への血流を不安定にさせる ため、めまいが出やすくなります。
④ 呼吸が浅くなることで酸素不足になりやすい
お腹が大きくなると横隔膜(呼吸の中心)が圧迫され、
自然と呼吸が浅くなります。
頭がぼーっとする
集中できない
疲れやすい
と感じるのは、酸素不足からくるめまいの可能性が高いです。
妊婦さんのめまい・ふわふわ感に多い特徴
立ち上がりでふらつく
長時間の同じ姿勢で悪化
肩こりや首こりが強いほど症状が出やすい
気温・湿度に左右されやすい
息苦しさ・動悸とセットで出ることがある
「病院では異常なしと言われたのに…」
という場合でも、姿勢・血流・自律神経 が原因で出ているケースはとても多いです。
自分でできる安全な対処法(妊婦さん向け)
妊婦さんが安全に行える、負担の少ない対処法をご紹介します。
① ゆっくり深呼吸をする(腹式より“胸式”が〇)
妊娠後期はお腹が大きくなり腹式呼吸が難しいため、
胸を広げる胸式呼吸 のほうが酸素を取り込みやすいです。
② 首・肩・脇の軽いストレッチ
首をゆっくり左右に倒す
肩を大きく回す
脇〜肩甲骨まわりをほぐす
これだけでも 脳への血流が安定し、ふわふわ感が軽減 します。
③ 水分+塩分を適度に摂取
水分だけでなく少量の塩分を補うと
血圧の急な低下が防ぎやすくなる ため、立ちくらみの予防につながります。
④ 姿勢リセット(反り腰を戻す)
仰向けで寝られない場合は
横向き+クッション
椅子に座ったまま骨盤をゆらす
などでも反り腰がリセットされ、めまい予防になります。
整体でできるケア(妊婦さん向けの安全な施術)
整体では、以下のようなアプローチが可能です。
首・肩・肩甲骨まわりの緊張を緩め、血流を改善
反り腰の調整(痛くない範囲で)
呼吸しやすくするための肋骨の可動性アップ
自律神経の整いやすい姿勢づくり
妊婦さん向けの整体は 強い刺激や押圧を避け、姿勢と筋バランスを整える施術が中心 です。
さいたま市・北浦和周辺でも
「薬が使えない時期にできるケア」として整体を利用する妊婦さんが増えています。
医療機関を受診すべきケース
以下の症状がある場合は、早めの受診がおすすめです。
めまいが数分以上続く
意識が遠のく感じが強い
強い頭痛・嘔吐を伴う
動悸がひどい
手足のしびれが急に出た
妊婦健診で異常がない場合でも、気になる症状が続くときは医師に相談しましょう。
妊娠中の体調を整えるために大切なポイント
骨盤・姿勢に負担をかけない生活習慣
呼吸がしやすい姿勢づくり
軽い運動(散歩・ストレッチ)
十分な水分と栄養
睡眠環境の改善
妊婦さんは体調が変化しやすい時期ですが、
原因を知り、適切にケアすることで症状は軽減しやすくなります。
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